自民党東京都連は15日の役員選考委員会で、萩生田光一会長ら都連役員の続投を内定した。派閥の政治資金問題で萩生田氏は党役職停止1年の処分を受けている。会合後、都連の深谷隆司最高顧問は「裏金事件は一時大騒ぎしたが、今は落ち着いている。処分は党本部であり、支部は関係ない」と説明。出席者から続投に異論は出なかったという。

自民党は2022年、党役職停止処分の範囲に関し、地方組織の役職を対象とするか否かは各組織に判断を委ねるとの見解をまとめている。

自民党は処分を先月4日に決めた。萩生田氏らの続投は都連大会か、都連の総務会了承を経て正式決定する。日程は未定という。〔共同〕

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