日本の首相として9年ぶりに国賓待遇でアメリカを訪問した岸田首相が、帰国の途に就いた。

岸田首相は日本時間の14日午前0時ごろ、ノースカロライナ州の空港を政府専用機で出発した。

14日午後、日本に到着する予定となっている。

岸田首相「日米がグローバルなパートナーとして、いかなる未来を次の世代に残そうとしているのか」、「こうしたメッセージを米議会、米国民、さらには世界に向けて伝えることができた」

岸田首相は6日間、アメリカに滞在し、バイデン大統領とは首脳会談に加え、非公式の夕食会、贈り物の交換や、数多くの著名人も参加した晩さん会などで関係を深めた。

さらに議会での演説では、議員から大きな拍手やスタンディングオベーションを受けた。

12日、米下院本会議場で岸田首相は「日本の国会ではこれほどすてきな拍手を受けることはまずない」と述べた。

首相周辺が「異例の厚遇」と振り返る今回の訪問。英語のジョークを連発するなど意外な一面を見せた岸田首相は、外交で振るった手腕を国内の課題解決に生かせるのか、注目が集まる。

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