水俣病被害者団体との懇談の場で、環境省の職員が、被害者側の発言中にマイクの音を切った問題で、伊藤環境相は14日の閣議後の会見で、発言時間を1人3分とする運用が2017年から行われていたことを明らかにした。

マイクのオフも同時に始まっていたかは分からないとしている。

また伊藤大臣は、水俣病問題への対応力を高めるためとして、省内横断的なタスクフォースを設置したことも発表した。

伊藤大臣ら政務三役が顧問となり、主査を前田光哉審議官が務め、29人で構成される。

前田審議官は、団体側と改めて懇談の場を設けるため、15日に熊本県水俣市を訪れ日程調整を行い、発言時間など運営方法についても相談するとしている。

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