小池百合子・東京都知事

 警視庁が政治団体「つばさの党」事務所などを公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の疑いで家宅捜索したことを受け、東京都の小池百合子知事は13日午後、報道陣の取材に応じ、公選法について「(制定から)何十年もたっている中で見直しは十分に行われていない。見直しも必要なのではないか」との見方を示した。

 小池氏は4月の衆院東京15区補欠選挙で、無所属で立候補した乙武洋匡氏の応援にたびたび入った。「つばさの党」関係者の行為について小池氏は「他の候補を標的にして、追いかけ回したり音声をかぶせたりすることが選挙や立候補の目的にかなっているのか。大きな疑問だ」と述べた。【深津誠】

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