アメリカを訪問中の岸田首相は、南部ノースカロライナ州で現地に進出する日本企業の視察などを行い、一連の日程を終えた。

アメリカ・ノースカロライナ州から、フジテレビ政治部・瀬島隆太郎記者が中継でお伝えする。

同行筋は、「異例の厚遇で、かつてない反響の大きさだった」と自信を見せているが、留守にしている日本には難題が山積したまま。

岸田首相は12日、トヨタとホンダの工場を相次いで視察し、日本の投資が雇用を生んでいることをアピールした。

その後、記者団の取材に応じ、訪米の成果を強調した。

岸田首相「いかなる未来を次の世代に残そうとしているのか。米議会、米国民、さらには世界に向けて発信することができた」

一方、衆議院の解散総選挙について問われると、「今は課題に専念するのみで、それ以外のことは考えていない」と述べた。

首相周辺は「今回の成果で支持率が上がってくれれば」と本音を吐露するものの、反転のきっかけとなるかは見通せず、帰国後も厳しいかじ取りが続きそう。

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