岐阜県の美濃加茂市議会の副議長が2024年4月、オーストラリアにある姉妹都市の市長の娘に不適切な行為をしていた問題で、5月9日、市長が「謝罪を受け入れる」とコメントを発表しました。副議長は改めて謝罪しましたが、議員辞職は否定しました。

 9日午前、岐阜県の美濃加茂市議会の永田徳男副議長(71)は改めて謝罪しました。

永田徳男副議長:
「動画に出てきた自分の大変残念な姿を見ると、本当に深く申し訳ないなという思いは率直にあります」

 4月3日、市内のスナックでオーストラリアの姉妹都市から訪れていた市長の娘の下腹部あたりにカラオケマイクを近づける行為をしていたことが発覚し、「わざとではなかった」と釈明しています。

 姉妹都市・ダボ市のディカーソン市長は9日、「娘は驚き、妻と3人で不適切な行為だと顔を見合わせたが、藤井市長の謝罪を受け入れる」とコメントしました。

 市議会からは議員辞職を求める声も出ていますが、永田副議長は副議長を辞任する意向を示したものの「信頼回復のため、国際交流事業を前に進めるためにも全身全霊で取り組む」と辞職は否定しました。

永田徳男副議長:
「純粋にただ盛り上げようとしていた行為でございます。議員として恥ずかしくない自分を皆さまにお示しすることが、これからの私の責務だと思っています」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。