5月9日は、明治時代に鹿児島県への併合を経て、現在の宮崎県が誕生した日です。当時、分県運動に尽力した川越進翁を偲ぶ献花式が県庁で行われました。

宮崎県は明治時代の初期、1876年に鹿児島県に併合され、7年後に再び置県されました。

県庁では、当時の分県運動で先頭に立った川越進翁の功績を称え、毎年献花式が行われています。

9日は、河野知事や川越進翁の孫、近藤妙さんなど約80人が参列し、胸像に花を手向けました。

(川越進翁の孫 近藤妙さん)
「祖父たちが一生懸命良い宮崎を作ろうと頑張ったことに感謝し、皆さんが安心して住める宮崎県になってほしい。」

鹿児島県への併合を経た宮崎県の誕生から141年。

参列者たちは、郷土に尽くしてきた先人たちに敬意を表すとともに、県政のさらなる発展へ決意を新たにしていました。

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