派閥の裏金事件をめぐり自民党から離党した塩谷立 衆議院議員が、8日 地元の静岡県浜松市の支援者に離党した経緯を説明しました。次の衆院選について「出馬する覚悟はある」と話しました。

安倍派の座長を務めた塩谷立 議員は裏金事件をめぐって離党勧告処分が下され、不服を申し立てたものの認められず、4月 自民党を離党しました。

こうした中、塩谷議員は8日 地元・浜松市で後援会幹部などの支援者を集めた会合を開き、離党するまでの経緯について説明したということです。

出席者によりますと、離党勧告について塩谷議員は「不当な処分だ」と理解を求め、支援者からは「これからもがんばってほしい」と励ましの声が上がったということです。

終了後の取材に対し塩谷議員は、次の衆院選について「無所属でも出馬する覚悟がある」として意欲を示しました。

塩谷立 衆議院議員:
マスコミの皆さんのお世話になって悪者のレッテルを貼られていますので、逆風です。無所属で出馬ということは大変難しく厳しい。しかも逆風で、それをいかに乗り越えられるか

また知事選については支持する候補予定者を明らかにせず、「問題があった知事が変わるのは良いことなので、候補者にはがんばってほしい」と話しました。

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