自民党神奈川県連は22日、10月の衆院選で落選した山本朋広元防衛副大臣と中山展宏元国土交通副大臣を、次期衆院選の公認候補となる小選挙区支部長に選任しない方針を決めた。いずれも元職。県連幹事長の梅沢裕之県議は記者会見で、選挙区での勝利は厳しいとの地元の意見が大勢を占めたと説明した。
山本氏は神奈川4区、中山氏は同9区を地盤とした。ともに2012年衆院選から選挙区で敗れ、4回連続で比例復活当選。先の衆院選は復活できず、議席を失った。
後任選びについては、既に衆院選不出馬を表明した松本純元国家公安委員長の1区、甘利明元党幹事長の20区と併せ、検討を進める。〔共同〕
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