自民党の有志グループ「保守団結の会」は20日、党本部で会合を開き高市早苗前経済安全保障相らおよそ15人が参加した。選択的夫婦別姓の導入に反対する意見が相次いだ。高市氏を中心に結束することが重要との認識を共有した。
党内の一部にはLGBTなど性的少数者への理解増進法の成立や選択的夫婦別姓の推進論により自民党を支える保守層が離れたとの見方がある。高市氏らは旧姓の通称使用拡大で不都合を解消できるとの立場をとる。
出席者からは「保守政党としての自民党らしさを打ち出すべきだ」との意見が出た。世論喚起の一環として、発信力のある高市氏のSNSを生かすべきだという提案もあった。高市氏は同グループの顧問を務める。
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