林芳正官房長官は7日の記者会見で、通算5期目の任期に入るロシアのプーチン大統領の就任式に政府関係者は出席しないと明らかにした。ロシア側からは在ロシア日本大使館に招待があったという。

林氏はロシアによるウクライナ侵略について「国際秩序の根幹を揺るがす暴挙だ」と改めて非難した。「引き続きウクライナの公正かつ永続的な平和を実現するための取り組みを強力に進める」と述べた。

日ロ両国で対処すべき課題への対応は「何が日本の国益に資するかという観点から適切に対処する」と語った。北方領土問題に関しては「解決して平和条約を締結するとの方針を堅持する」と強調した。

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