宮崎市は、子供の医療費助成について、そのあり方の検討を始めます。

宮崎市の現在の子供医療費です。
未就学児は入院通院調剤が無料、小・中学生は入院と調剤が無料で、通院は1医療機関あたり月に200円です。

宮崎市では近く検討会を設置し、助成の対象年齢や入院、薬代などの自己負担額も含め、適正な受診など議論を始めます。

検討会の設置は先週の定例会見で清山市長が明かにしました。
子どもにとってより良い医療を目指し、基本方針を策定することが目的です。

(宮崎市 清山市長)
「医療の自己負担額は受診行動に影響を与えるものですから、果たしてどういった制度のありかたが適切か考えてまいりました。」

医療費の助成は経済的な負担が減る一方、「夜間の救急外来で必要のない受診がある」との指摘や、抗生剤の過剰摂取につながる恐れもあります。
検討会では、対象年齢や自己負担額も含め、適正化に向け議論されます。

(清山市長)
「一定の自己負担額がある事で、子供たちの健康への影響を変化をさせずに、適正な受診につなげる事ができる事もあろうかと思います。」

検討会のメンバーは、保護者や小児科医、救急医、医療経済の専門家などで、来月中に設置され意見の取りまとめが進められます。

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