客からの理不尽な迷惑行為「カスタマーハラスメント」を防止するため、三重県桑名市は悪質な客の「実名公表」を含んだ全国初の条例案を市議会に提出しました。
12月4日午前、桑名市の十二月議会は開会し、伊藤徳宇市長がカスハラ行為防止のため、悪質な客の名前を公表する制裁を盛り込んだ条例案を提出しました。
桑名市の伊藤徳宇市長:
「従業員が安心して働ける環境を確保し、条例を制定するものでございます」
条例案では市がカスハラの相談窓口を設置し、弁護士らで作る第三者機関が悪質と判断した場合は警告。それでも改善されなければ、ホームページなどで名前を公表するとしています。
市によりますと、制裁措置を盛り込んだ条例案は全国で初めてで、議会で可決されれば2025年4月1日から施行されるということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。