林芳正官房長官は2日の記者会見で、健康保険証の新規発行を停止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に本格移行したことに理解を求めた。「国民にメリットなどを周知広報して利用を促進する。国民の不安の解消をはかる」と述べた。

林氏は最大1年間は発行済みの保険証が使用可能なほか、資格確認書を発行することを丁寧に周知すると説明した。「マイナ保険証が利用できない人も確実に保険診療が受けられるよう対応していく」と強調した。マイナ保険証の10月の利用率は15.67%にとどまる。

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