長崎市議会が議員によるハラスメントを防ぐ指針を取りまとめたことを受け、“職員へのハラスメント”と指摘を受ける言動を行った議員が、会見であらためて自らの正当性を主張しました。
会見を行ったのは長崎市議会の梅本圭介議員(56)です。
梅本圭介 議員
「私はパワハラはやっていない」
取りざたされているのは9月の市議会の一般質問です。
梅本市議
「市長が答弁してください」「動議!暫時休憩、ちゃんと答弁しなさい」
長崎市は、梅本議員による市職員へのハラスメントにあたる言動だとして、議会に検証と再発防止策を講じるよう申し入れていました。
これを受け議会側は、20日に岩永敏博議長が「ハラスメントと懸念される発言が複数あった」としてハラスメント防止の研修の実施や相談員の設置などを明記した指針を市側に示しています。
梅本議員は22日に「市長から回答を引き出すための発言」と改めて否定し、一連の動きを批判しました。
梅本圭介 議員
「議長も地方議会の二元代表制の意味を理解していないのでは」「それを市長にすり寄り、ゴマをする行為には私は失望しております」
梅本議員は研修は受けるとしたうえで、任期まで議員を続けるとしています。
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