国民民主党の榛葉賀津也幹事長は22日の記者会見で、防衛力強化の財源確保に向けたいわゆる防衛増税について、否定的な考えを示した。

榛葉氏は会見で、「今の税収状況を見ると増税する必要はないのではないか」と述べた上で、「今後の推移を見て議論していきたい」との考えを示した。

さらに、税収の上振れや予算の繰り越しを指摘し、「いま防衛増税と言っても国民は納得しないのではないか」と述べた。

2025年度の税制改正をめぐっては、国民民主党が求める「103万円の壁」の引き上げと共に、防衛増税の具体的な開始時期などが焦点となる見通し。

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