町が抱える農業や地下水の課題解決などにともに取り組もうと、菊陽町と東海大学熊本キャンパスが13日、包括連携協定を締結しました。
両者は今後、町が取り組む〈知の集積〉推進に向けて、農業分野や水循環の研究の活性化を目指すとしています。
菊陽町と東海大学熊本キャンパス・阿蘇熊本臨空キャンパスが結んだ包括連携協定には、菊陽町が取り組んでいる〈知の集積〉に関すること、農業の推進、また、水循環と地下水の保全と台湾の半導体製造大手TSMC進出に伴う多文化共生に関する4つの項目で研究・協働していくことが盛り込まれています。
【菊陽町 吉本 孝寿 町長】
「町が抱えている農業や地下水の課題について、農業の知見が広い東海大と協定を結ぶことで、今後取り組んでいく〈知の集積〉を推進していくことが目的」
【東海大学 木ノ内 均 熊本キャンパス長】
「変化が大きな菊陽町を、いろいろな研究のフィールドとして使えるのは、大きな意味合いがある。地域住民に『よかった』と言われるような提言に結び付けたい」
今後、東海大学は農地調査や地下水保全研究のフィールドとして菊陽町を活用します。
さらに、大学の留学生や海外経験のある研究者の知見を生かし、菊陽町で増える海外からの移住者が住みやすい街づくりを目指すとしています。
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