自民党旧安倍派の稲田朋美元防衛相は12日、派閥を巡る政治資金問題を受けた衆院政治倫理審査会への出席に意欲を示した。党本部で記者団から対応を問われ「できるなら説明したい」と述べた。同じ旧安倍派の柴山昌彦元文部科学相はすでに説明責任を果たしたとして「出席するのは筋違いだ」と否定的見解を示した。
石破茂首相は12日の政治改革本部会合で、衆院選の厳しい結果を受け、関係議員に政倫審出席を改めて呼びかけた。関係者によると、参院の旧安倍派議員の間で、出席を模索する動きがあるという。
〔共同〕
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