中谷防衛相は7日、日本の防衛大臣として初めて韓国海軍の艦艇に乗艦し、「日韓防衛協力・交流の進捗(しんちょく)を直接確認することができ、たいへん有意義だった」と述べた。
神奈川県の海上自衛隊の横須賀基地を視察した中谷防衛相は、入港した韓国海軍艦艇の歓迎式典に出席するとともに、日本の防衛相としては初めて韓国海軍の艦艇に乗艦した。
視察後、中谷防衛相は記者団に対し、「日韓防衛協力・交流の進捗を直接確認することができ大変有意義であった」とした上で、「日韓の防衛協力を進め、交流や訓練も続けて強化していくとの意思は、まさに日韓共通したものであるということを実感した」と述べた。
また、2018年に起きた韓国軍によるレーダー照射以来、初となる日韓親善訓練が6日に実施されたことを巡っては、「様々なレベルの分野において、戦略的な利益を共有する韓国との連携を強化し、引き続き日韓・日米韓の防衛協力交流を推進したい」と強調した。
一方、韓国を訪問する考えについて問われると、「現時点で決定したものではないが、できるだけ早い時期に実現できるように韓国側と調整していきたい」と述べた。
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