OECD(経済協力開発機構)の会合が開かれているフランスを訪問した岸田首相が、現地での日程を終えた。

同行しているフジテレビ政治部・福田真子記者の報告。

日本はOECDの2024年の議長国で、岸田首相は経済やAI(人工知能)などの分野で、議論をリードした。

OECDの閣僚理事会で基調演説を行った岸田首相は、「自由で公正な経済秩序」の重要性を強調した。

これに先立つ生成AI関連の会合では、新たな国際的な枠組みの立ち上げを発表した。

岸田首相「AIは人類全体に影響を及ぼす革新的技術であり、多くの国が共通の認識を持つことが重要」

「広島AIプロセス・フレンズグループ」には、約50の国と地域が参加し、ルールづくりについて議論する。

一方、中国を念頭にした安全保障協力についても、一定の成果を挙げた。

マクロン大統領との首脳会談で、自衛隊とフランス軍の共同訓練を実施しやすくする「円滑化協定」の締結に向け、交渉を始めることを確認した。

フランスでの一連の日程を終えた岸田首相は、南米に向かい、ブラジルとパラグアイを訪問する。

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