焦点は「年収103万円の壁」の見直し。2025年度の税制改正をめぐる議論が始まりました。
自民党は税制調査会の会合を開き、議論を始めました。
年収が103万円を超えると所得税がかかり始める、「年収の壁」の見直しが最大の論点です。
国民民主党は、基礎控除などを引き上げて178万円にするよう主張していますが、7.6兆円分の税金の減収が見込まれるなどの指摘があります。
自民・税制調査会 宮沢会長：
玉木代表もこだわるわけではないという話もされているようだ。予断を持たずに、いろいろと意見交換しなければいけない。（Q.こだわるわけではないというのは引き上げ幅について？）僕はそう理解しましたけど。
これに対し、国民民主党の玉木代表は、「譲る気はない」と強調しました。
玉木代表は「（自民党と）交渉していない中で、178万円の基準を変える理由はわれわれにはありません。選挙の公約ですから、めちゃくちゃこだわってます」と話しました。
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