政治資金の不記載問題を受け、衆院選に無所属で立候補して当選した議員を巡り、自民党の森山幹事長は5日、追加公認するかについて「具体的な検討をしていない」と述べた。

不記載問題を受け、離党勧告処分や衆院選での公認の見送りなどとした世耕前参院幹事長、西村元経産相、萩生田元政調会長、平沢元復興相の4人について、自民党は、同じ会派で活動することを衆院に届け出ている。

このことについて記者会見で森山氏は、「円滑な国会運営に向けて、統一会派を組む」と説明。その上で、4人を追加公認するかについて、「具体的な検討をしているところではない」とした。

一方、不記載があった議員の政務三役や党役員への起用について考えを問われると、「主権者である国民の審判を受けたというのは、しっかりと受け止めなければいけない」と述べた。

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