国民民主党の榛葉賀津也幹事長は1日、記者会見で、衆院選で自民・公明両党の与党が過半数割れしたが、首相指名選挙で立憲民主党の野田佳彦代表に投票しない理由について、参院では与党が過半数を占めていることを挙げた。

その上で榛葉氏は、「国会は衆院だけではない。仮にずる賢い与党だったら、野田氏に首相をやらせて(法案は)1本も通らない」と指摘した。

さらに、「やはり野田政権はダメではないかとなり、また自民党にかえって安定政権だ」との見方を示した。

国民民主党はこれまでに執行役員会で、11日に召集される予定の特別国会で行われる首相指名選挙では、決選投票になった場合も含め、玉木雄一郎代表に投票する方針を確認している。

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