日本維新の会の浅田参院会長は30日、国会議員団役員会の席で、「今回の大惨敗の責任を取って辞意を表すべきだ」と、馬場代表と藤田幹事長の引責辞任を求めた。
27日に行われた衆院選で維新は、比例票が前回から約300万票減となり、公示前の44議席から38議席に減らした。
浅田氏は馬場氏の前で「あれだけ負けたのに、誰も何も責任を取らない。まるで裏金事件の後に、自民党の議員が誰も責任を取らなかったという場面と、二重写しだ」と述べ、馬場氏と藤田氏の引責辞任を迫った。
浅田氏に先立って挨拶した馬場氏は、「比例票が300万票減少するということで、ひとえに私の力不足、パフォーマンス不足だ」と述べた。
開票後の会見で語った「議席は増えたり減ったりするもの」との強気な発言からは、ややトーンダウンした。
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