参院本会議に臨む尾辻秀久議長(4月)

尾辻秀久参院議長は議長を辞任する意向を固めた。29日、自民党幹部が明らかにした。体調不良を理由としている。11月11日の召集が軸とされている特別国会で辞任が認められる見通しだ。近く後任人事を決める。

尾辻氏は鹿児島県議を経て1989年参院選の比例代表で初当選した。2013年参院選から鹿児島選挙区に転出し、当選6回。厚生労働相や参院予算委員長を歴任し、22年8月から議長を務めていた。

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