大阪府豊中市で、27日に行われた衆議院選挙の比例代表選挙で、不在者投票525人分を投票箱に入れないミスがあり、無効票扱いとしたことが分かりました。
豊中市選挙管理委員会によると、28日午前1時頃、衆院選の開票作業を行っていた際、実際の票の数である得票総数が、投票した人の数である投票総数より少ないことが発覚しました。
その後、午前7時半ごろになって、開票所の駐車場に停めてあった市の公用車の中の段ボール箱に、不在者投票525人分の投票用紙があるのが見つかったということです。
この車には、開票作業の際には不要となる不在者投票用紙を郵送する際の外封筒と内封筒が保管されていて、担当者が、投票用紙が含まれていることに気が付かなかったということです。
投票締め切りの午後8時までに投票箱に入れなければ無効となる決まりで、豊中市は、比例代表選での525人の不在者投票については、無効扱いとしました。
豊中市の担当者は、「大切な一票を無駄にしてしまい、申し訳ございません。
今後、研修や指導を徹底します」とコメントしています。
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