東シナ海での共同訓練に参加した(手前左から右へ)海上自衛隊の護衛艦ありあけ、米海軍の空母セオドア・ルーズベルト、韓国海軍のイージス駆逐艦ソエ・リュ・ソンニョン(11日)=米海軍提供・共同

防衛省は12日、海上自衛隊が東シナ海で米海軍、韓国海軍と共同訓練したと発表した。米海軍は原子力空母「セオドア・ルーズベルト」を中心とする空母打撃群を派遣した。海洋進出を強める中国や弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮をけん制する狙いがある。

捜索救難や潜水艦との戦闘を念頭に11〜12日にかけて訓練した。海上自衛隊からは護衛艦「ありあけ」が参加した。韓国海軍はイージス駆逐艦「ソエ・リュ・ソンニョン」を展開した。

林芳正官房長官は12日の記者会見で訓練は日米韓3カ国の協力を力強く推進すると指摘した。「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くというコミットメントを示すものだ」と述べた。

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