萩生田光一氏

衆院選で東京24区から立候補した前職の萩生田光一元経済産業相の当選が確実となった。政治資金収支報告書への不記載問題で自民党からの公認が得られず、無所属で出馬した。立憲民主党の有田芳生氏らを破った。

萩生田氏は党派閥の政治資金問題を受け、4月に1年間の党役職停止の処分を受けていた。旧安倍派「5人衆」のひとりで、安倍晋三元首相の最側近として知られる。

安倍氏のもとで総裁特別補佐や官房副長官、文部科学相を務めた。岸田文雄政権下の2023年12月、政治資金問題の責任をとって党政調会長を辞任していた。

5人衆では萩生田氏のほかに兵庫9区の西村康稔元経産相、和歌山2区の世耕弘成元経産相が当選を確実にした。福井2区の高木毅元復興相は落選確実となった。

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