衆院選では現職閣僚を含む有力候補や注目候補の小選挙区での敗北が相次いだ。いずれも自民党前職の埼玉5区、牧原秀樹法相と鹿児島3区、小里泰弘農相が選挙区で敗れた。重複立候補している比例代表で復活当選する可能性を残しているものの、自民への強い逆風を象徴する結果となった。

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現職閣僚の落選が確定すれば2016年の参院選以来になる。

神奈川20区の甘利明・元自民幹事長は小選挙区で敗れた。比例重複しておらず落選した。

栃木4区の佐藤勉・元自民総務会長は小選挙区では勝利できなかった。当選9回で総務相や党国会対策委員長を歴任した。

和歌山2区では自民新人の二階伸康氏が、自民を離党した無所属、世耕弘成元経済産業相に敗れた。二階氏は引退した二階俊博・元自民幹事長の三男で、後継出馬していた。

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