海外との観光交流の拡大を図るため、県は初めてパスポートを取得した人を対象に,
1人あたり5000円を助成するキャンペーンを始めた。

1日にスタートしたのは、県の「パスポート取得費用サポートキャンペーン」。初めてパスポートを取得した人に、1人あたり5000円分の電子ギフトを付与する。
助成の対象は、県内在住で今年3月1日~来年2月末までに発行されたパスポートを持ち、海外旅行を予定している人。

(県観光交流拡大課国際観光推進室・永沢康弘室長)
「まもなく新型コロナが5類に移行して1年を迎える。海外との交流ができるようになり、これを機に県民にも海外に出てほしいと」

県によると、去年の県内のパスポート申請件数は1万2343件で、コロナ禍の収束があり2022年の3.6倍と大幅に増えたが、コロナ禍前の2019年の6割に留まっている。
キャンペーンをきっかけにして、多くの県民に海外へ行ってもらうことが、ひいてはインバウンドを含めた観光交流の拡大につながると県は期待している。

(県観光交流拡大課国際観光推進室・永沢康弘室長)
「県民が少しでも海外に興味を持ち、旅行マインドが向上することで、海外から来る人へのおもてなしの向上にもつながると期待している」

キャンペーンは先着2000人で終了する。申請の際は、「山形県民パスポート取得促進事業」で検索。

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