街頭で支持を訴える共産党の田村智子委員長=松山市で2024年10月24日午前11時19分、山中宏之撮影

 27日投開票の衆院選で、共産党の田村智子委員長が24日、四国を遊説して支持を訴えた。松山市の街頭に立った田村氏は、自民党派閥の裏金問題で非公認となった候補が代表を務める党支部に対し、党本部が2000万円の政党交付金を支給していたことが判明したことを受け、「選挙のためのお金ではない(と言うが)、どこまで自民党は国民をバカにするのか。もう許すわけにはいかない」と痛烈に批判した。

 また、最低賃金1500円や1日7時間週35時間労働などの実現を掲げ、「収入と自由な時間を手にし、やりたいことができる。家族との時間を大切にできる。こういう希望のある日本を一緒に作っていこう」と呼びかけた。【山中宏之】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。