自衛隊とアメリカ軍の大規模な共同統合演習が、23日から陸上自衛隊奄美駐屯地など全国各地で始まりました。


22日の奄美空港です。
米軍機が降り立ち、荷物や訓練に参加する車両を運び込みました。

21日は名瀬港にミサイルの発射機を搭載した車両などが到着しています。

23日から始まった日米共同統合演習「キーン・ソード」は、全国の自衛隊施設や民間空港などで実施される国内最大規模の実働訓練で、自衛隊3万3000人、アメリカ軍1万2000人が参加します。

陸上自衛隊奄美駐屯地では午前中、日米それぞれの隊員が車両を点検したりしていました。

一方、訓練に反対する市民団体は奄美駐屯地前で抗議活動を行い、訓練の中止を求める要請書を自衛隊の担当者に手渡しました。

奄美の自然と平和を守る郡民会議・関誠之副議長
「声を出さない奄美大島を狙い撃ちにして、日常生活の場所を使い訓練をしている。声を出して頑張っていく」

日米共同統合演習は11月1日まで行われ、期間中、奄美空港では自衛隊のF15戦闘機の離着陸訓練なども予定されています。

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