選挙の気になるアレコレをご紹介。今回は「小選挙区の区割り」について。そもそも、どうして今回から変更になったのか?

今回の衆議院選挙から、全国の「小選挙区」が「10増10減」となった。福島県も「5」から「4」に選挙区の数が減ったが、ここで問題!

Q:逆に選挙区が増えた都道府県はどこ?

正解は…東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知
東京が「25」から「30」に、神奈川が「18」から「20」となり、そのほかは定数が1ずつ増加している。

これはいわゆる「一票の格差」を是正するための法律(改正公職選挙法)に基づく変更。
1人の議員を当選させるために必要な有権者の数が、一方は10万人、もう一方は20万人となれば、「票の重み」が異なってしまうので、それを平等にするという考え方に基づいている。
ただ、人口が少ない地域であまりに選挙区が広くなってしまうと、その地域の正確なニーズがとらえきれないという課題もある。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。