福島県選挙管理委員会は、10月27日投開票の衆議院選挙について、10月20日時点での期日前投票の中間状況を公表した。
これによると、10月20日までに期日前投票をしたのは10万6243人。
10月14日時点での選挙人名簿登録者数などをもとにした有権者数は152万6520人で、20日時点で投票を済ませた人の割合は6.96%。
前回・3年前の衆院選の同じ時期と比べると約1400人増えているが、ほぼ横ばいの状況。

市町村別にみると、最も高いのが檜枝岐村の18.48%。すでに村民の5分の1ほどが投票していることになる。

最も低いのは浪江町の3.73%。双葉郡平均でも5.84%と県全体の平均を1ポイントあまり下回り、震災と原発事故の影響が大きい地域の投票率の底上げも課題となっている。

都市部を見ると、福島市が8.38%、郡山市が7.77%、会津若松市が5.22%、いわき市が4.62%。
郡山市といわき市では前回の同じ時期の人数を上回った一方、福島市と会津若松市は前回同時期よりも少ない。
特に会津若松市は前回同時期と比べると4分の3ほどの人数に留まっている。

衆議院選挙は10月27日投開票で、県選挙管理委員会は期日前投票などを活用した積極的な投票を呼びかけている。

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