佐世保の秋の風物詩「YOSAKOIさせぼ祭り」が20日夜、フィナーレを迎えました。

3日間の人出は21万人、会場は踊り子と観客の熱気と踊り切った感動にあふれました。

「YOSAKOIさせぼ祭り」は今月18日からの3日間、佐世保市中心部12会場で開かれた九州最大級のよさこいイベントです。

全国から参加した130チーム、4000人の踊り子たちは揃いの衣装にフェイスペイント、手には鳴子を持ち、町のあちらこちらに設けられたステージで演舞を披露。

日本一長い佐世保のアーケードを利用した会場では列になって踊りのチームが進む「1キロチャレンジパレード」も行われました。

それぞれのチームが特色のあるパフォーマンスを見せ、会場を湧かせます。

参加したチームの頂点となる大賞を決めるファイナルステージに進んだのは審査で選ばれた16チーム。

その結果は・・・

「大賞はこの曲のチームだ」「美勝女隊(楽曲名:心華)」「おめでとうございます」

佐賀と福岡を拠点にするダンス教室から選抜された「美勝女隊」が2012年以来、2度目の大賞に!

5歳から18歳の少女たち54人が一糸乱れぬ動きとアクロバティックな技を次々に決めました。

美勝女隊 大江紅さん(16)
「絶対にとれないと思っていたから、めっちゃうれしいです」「決勝の演舞は声も出ていたし、揃えられた。最高の出来だと思う」

指導者 平田百合絵さん
「子供達の元気は日本の宝。世界に向けて元気を発信したい」

祭りのフィナーレは観客も呼び込んでの「総踊り」

一人ひとりから発せられるエネルギーと感動の輪に包まれました。

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