当選証書を受け取る酒井菜摘氏(右)=都庁で

 4月28日投開票の衆院東京15区補欠選挙の当選証書付与式が30日、都庁であった。初当選した立憲民主党の酒井菜摘氏(37)が出席し、当選証書を受け取った。

 補選は公職選挙法違反事件で有罪が確定した柿沢未途・前副法相=自民党を離党=の辞職に伴う。江東区では地元選出の衆院議員が2人続けて逮捕された。補選は過去最多となる9人が立候補し、混戦となった。

 都選挙管理委員会の沢野正明委員長は「有権者の負託に応え、尽力してください」とあいさつ。式終了後、酒井氏は「うれしい気持ちであると同時に身の引き締まる思い。区民に約束した『まっとうな政治の実現』に向け、政治資金規正法の改正などに取り組んでいきたい」と語った。【島袋太輔】

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