情報通信システムの設計や開発などを行う「SBエンジニアリング」が県内に初進出しました。

14日開業した長崎スタジアムシティで無線LANの構築などをしていて、県内での雇用も進めています。

長崎市にある長崎スタジアムシティのオフィス棟に入居したのは、東京都に本社を置く「SBエンジニアリング」の事業所「テックフォーサイトラボ長崎」です。

県庁に関係者5人が訪れ、県内初となる事業所で営業が始まったことを報告しました。

SBエンジニアリングは、ソフトバンクグループの企業で長崎スタジアムシティの無線LANの構築などを行っています。

今月13日に開催された福山雅治さんのこけら落としライブでも1万人以上が同時に使用したとされる会場のWi-Fi環境をトラブルなく提供しました。

テックフォードラボ長崎は、スタジアムシティ内のWi-Fiや決済サービスの通信状況を検証し、今後、そのノウハウを全国の大規模ネットワークでも生かしたいと話しています。

SBエンジニアリング 宮脇崇 取締役
「全国に最先端技術を発信して長崎を盛り上げ、長崎の地方創生により一層貢献していきたい」

長崎市経済産業部 大賀史郎 部長
「先進的な研究に携わる機会や就労の場が市内に生まれることで、成長を求める若い人材にとっては地元定着を促す魅力的な受け皿になると期待している」

「テックフォーサイトラボ長崎」は県内から4人採用していて、今後5年間でさらに14人を雇用したい考えです。

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