自民党の森山裕幹事長は11日、衆院選に比例単独への立候補を目指していた上杉謙太郎、尾身朝子、杉田水脈衆院議員ら3氏が辞退したと発表した。杉田氏は2025年の参院選の出馬をめざす。
3氏は党派閥の政治資金問題をめぐり政治資金収支報告書に不記載があった。このため党執行部は比例単独による立候補の可否を協議していた。
自民党は9日、党本部で開いた選挙対策本部会議で衆院選の1次公認を決めた。政治資金収支報告書の不記載があった議員のうち萩生田光一元政調会長や高木毅元復興相ら12人を公認しないと発表した。
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