石破茂首相は9日の記者会見で、自身をトップとする自衛官の処遇改善に関する関係閣僚会議を設置したと表明した。2025年度予算案に反映するため年内に方向性をまとめる。
首相はアジアにおける安全保障のあり方について自民党に検討を指示したとも明らかにした。「外交力と防衛力の両輪をバランスよく強化し、日本の平和と地域の安定を実現する」と述べた。
関係閣僚会議では自衛官の処遇や勤務環境の改善のほか、退職後に現役時代の知見や技能を生かして活躍できる仕組みの構築をめざす。10月中に初会合を開く方針だ。
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