石破茂首相は8日の参院代表質問で女系天皇の是非を問われ「個人的な考えを今この場で申し上げることは差し控える」と述べた。皇位継承について「立法府の総意が早期に取りまとめられるよう国会で積極的な議論を期待している」と強調した。

首相は就任前の8月にインターネット番組で女系天皇の可能性を排除すべきでないとの考えを示した。「あらゆるリスクを考えて『想定外だった』みたいなことを言ってはいけない」と話していた。

首相は2025年夏の参院選を巡り、政治資金収支報告書への不記載があった議員の公認に関し「現時点で予断を持って答えることは差し控える」と語った。

「選挙の有無にかかわらず、それぞれの状況に応じた適切な方法で反省を求め、ルールを守る倫理観を確立する」とも訴えた。

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