衆議院で代表質問が行われ、立憲民主党の野田代表は、自民党の裏金公認問題で石破首相を追及しました。
石破首相は、党員資格の停止や役職停止処分を受けている旧安倍派の議員らを、10月の衆議院選挙で公認せず、「相当程度の非公認が生ずる」としています。
野田代表は、代表質問で実際は裏金問題に関わった議員の大半が公認されるのではないかと追及しました。
立憲民主党・野田代表：
相当程度に非公認が生じるのではなく、大半は公認されるのではないでしょうか。
また、選挙区で公認する議員に比例代表への重複立候補を認めないとする自民党案についても批判しました。
立憲民主党・野田代表：
重複立候補するしないは関係なく、公認をして党としてお墨付きを与えるわけですよね。この公認が本当に国民の理解を得ることができるかどうか、よくお考えいただきたい。
これに対し、石破首相は、公認見送りの手続きはまだ決定していないと応じるにとどめました。
石破首相：
現時点において、公認となる方が誰かは具体的に確定しておりません。
また、野田氏が、裏金問題への処分が甘いとの指摘に対しては、「幕引きを図ろうとした物ではない」と反論しました。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
