自民党の平沢勝栄元復興相(衆院東京17区選出)は7日、自身のX(ツイッター)で、衆院選(15日公示、27日投開票)で党の公認が得られなくなる見通しとなったことについて「決定プロセスには理解に苦しむものが多々ある」などと投稿した。
石破茂首相(自民党総裁)は6日、派閥裏金事件を受けた衆院選での公認についての考え方を表明。小選挙区での対応について、4月の党内処分で非公認より軽い処分でも、処分が継続し、国会の政治倫理審査会に出席して説明していない者は非公認とするなどとした。平沢氏はこの基準に該当する。
平沢氏は「政治資金に関する問題について深く反省し、今回の党の判断を重く受け止める」と首相の方針に一定の理解を示した一方で、決定プロセスに疑問を投げかけた。その上で「今後は自重自戒し、襟を正して、引き続き地元、日本の発展のために一意専心する」と記した。
平沢氏は自民党総裁選で首相を支援した。【野間口陽】
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