立憲民主党の泉健太代表は12日の記者会見で、岸田文雄首相の米上下両院合同会議での演説に苦言を呈した。首相が「日本の国会ではこれほどすてきな拍手を受けることはまずない」と冗談を述べたことに「余計な発言。自業自得だ」と述べた。
「国内政治において国民を無視し、自民党の腐った状態を変えられないのだから拍手を受けるわけがない」と語った。スピーチ自体については「よく作られていて、首相官邸や外務省、大使館の総合力が発揮された」と評価した。
安住淳国会対策委員長は「政治改革や疑惑の追及できちんとリーダーシップをとってやってくれれば、喜んでスタンディングオベーションしたい」と触れた。
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は国会での拍手に関し「野党だけでなく与党からもない」と指摘した。「米議会だからしゃれの一つも言うのではないか。言葉狩りはしない方がいい」と話した。
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