石破新内閣が本格的に始動しました。

石破首相は2日朝、アメリカのバイデン大統領と電話会談し、首脳外交をスタートさせました。

石破首相:
非常に話が弾んだ感じがする。首脳会談の機会というのは、今後も持ちたいというお話をし、同意を得た。

石破首相は、バイデン大統領に「これまでの政権の路線を引き継ぎ日米同盟の強化を図る」考えを伝えました。

さらに石破首相は、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領、オーストラリアのアルバニージー首相とも相次いで電話会談し、連携を確認しました。

また、日銀の植田総裁と官邸で会談し、政府と日銀が緊密に連携していくことを確認しました。

石破首相:
私は個人的には、追加の利上げをするような環境にあるとは考えておりません。

一方、閣僚も本格始動し、初入閣した三原こども政策担当相は、拍手で職員らの出迎えを受けました。

初入閣・三原子ども政策相:
結婚、そして妊娠出産、子育て、こうしたことを望む若者が、その希望をかなえられる社会にしていく。

「納得と共感内閣」を打ち出し始動した石破首相に、野党は批判的です。

立憲民主党・小川幹事長:
納得も共感も抱いている国民はいないのではないか。納得と共感というよりも、口約束、空手形、全く中身がない。

石破首相は、4日に行う所信表明演説で、地方創生のための交付金の倍増を目指す方針を打ち出す方向で調整しています。

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