元参院議員の松浦大悟氏が2日、次の衆議院議員選挙で秋田1区に立候補することを正式に表明した。日本維新の会の公認となる見通し。

松浦大悟氏は、秋田県内の民間放送局のアナウンサーを経て、2007年の参院選秋田県選挙区で初当選し、1期務めた。

松浦氏は出馬の理由について、前回の衆院選で秋田1区が自民党と立憲民主党の一騎打ちになったことを挙げ、「有権者に別の選択肢を与え、不満の受け皿になりたい」と話した。

 松浦大悟氏:
「非常に手応えがあると感じている。この2年間の私の活動を秋田市民が見てくれていたので、『松浦さん、出馬の決断まで長かったね』という声ももらっている。ようやく皆さんの期待に応えられる選挙が近づいてきた」

松浦氏は、消費税の減税や社会保障制度の充実などを掲げていて、選挙期間中は街頭活動を中心に支持を訴える。

衆院選は10月15日公示で、27日に投開票される見通し。

秋田1区にはこの他、自民党の現職・冨樫博之氏、立憲民主党の現職・寺田学氏、共産党の新人・鈴木知氏が立候補を表明している。

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