党員資格が停止されている、日本維新の会の足立康史衆議院議員が立候補を予定している大阪9区について、大阪維新の会の横山幹事長は、次の衆議院議員選挙に維新として、別の公認候補を擁立する方針を明らかにしました。

大阪9区選出の足立議員は、ことし4月の衆議院東京15区の補欠選挙をめぐって、SNSで日本維新の会の批判を投稿。

これにより、6カ月の党員資格停止の処分を受けたことから、次の衆院選には、無所属で立候補することを明言していました。

■大阪9区地元議員に「立候補希望する人いれば維新として公認」伝える

大阪維新の会の横山英幸幹事長はきょう2日、報道陣の取材に対し、1日に大阪9区内を地盤とする維新の地方議員らを集めて、立候補を希望する人がいれば、維新として公認する方針を伝えたと明らかにしました。

【大阪維新 横山幹事長(きょう2日)】「今回の衆院選は、公明候補がいる選挙区も含めてすべての選挙区に維新の候補を立てている中で、9区のみが維新候補が不在の状況。維新の議席を一つでも多く確保するために提示した」

これに対し、足立議員は「非常に難しい事態だが撤退するつもりはない」とコメントしています。

大阪9区では、自民党から東田淳平さん、社民党から長崎由美子さん、参政党から片岡真さんがそれぞれ立候補する予定です。

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