パワハラやセクハラなど議会でのハラスメント防止につなげようと、10月1日、岡山県議会議員を対象にした初の研修会が開かれました。

研修会は、久徳大輔議長の発案で初めて開かれたもので、議員約40人が参加しました。研修会では、県のハラスメント防止対策の現状や、2006年から運用している「内部通報制度」について、説明されました。

関心が寄せられたのは、内部通報に端を発し自動失職した兵庫県知事の一連の問題。岡山県庁には内部通報の窓口を2つ設けていますが、更に独立性を確保するため、県庁以外に窓口を設置する方向で、検討が進んでいることが報告されました。

(岡山県議会 久徳大輔議長)
「議員一人一人がこの研修会を通じてハラスメント対策、公益通報制度はどうあるべきか議会としてどう取り組むべきか考えてもらう契機となればと開催した」

地方議会では議員の質が疑われる問題が相次ぐ中、こうした取り組みは大きな意味を持っています。

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