自民党の石破新総裁は党役員と閣僚の人事について、幹事長に森山総務会長を起用する方針を固めました。一方、高市経済安全保障担当相に総務会長を打診したものの、高市氏がこれを固辞したことが分かりました。

石破新総裁は、9月30日の新執行部の発足と10月1日の組閣に向け、赤坂の議員宿舎で人事の検討を進め、与野党に幅広い人脈を持つ森山氏を党の要となる幹事長に起用する方針を固めました。

夜には、総裁選で2位となった高市氏と議員宿舎で会談し、森山氏の後任の総務会長を打診しましたが、高市氏はこれを固辞しました。

また、同じく総裁選を争った小泉元環境相を選挙対策委員長に起用し、林氏は官房長官を続投させ、加藤元官房長官を財務相に起用する方針を固めました。

政調会長には、旧岸田派の小野寺元防衛相を起用し、公明党の斉藤国土交通相は続投させる方針です。

今後、総務会長の人選の練り直しと、残る閣僚人事について詰めの調整が行われます。

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