衆院3補欠選挙の結果を受け、取材に応じる日本維新の会の馬場代表(28日夜、大阪市の党本部)=共同

日本維新の会の馬場伸幸代表は28日、大阪市内の党本部で記者団に「一日も早く衆院を解散し、国民に判断を問うべきだ」と話した。不信任案提出の必要性に理解を示した。

馬場氏は「一部野党の恒例行事に付き合えないと言ってきた。首相の政治改革への姿勢を見ると、今回は恒例行事ではないのではないか」と話し、提出時には賛成する考えを示唆した。国会議員団や吉村洋文共同代表と協議するとも付け加えた。

衆院3補選の結果を受けて「関西以外の小選挙区で勝つことは非常に厳しい状況だ」と振り返った。次期衆院選に向けた野党共闘は否定した。「数を集めれば何でもいいというものではない。今後も他党と選挙協力をすることは一切考えていない」と強調した。

【関連記事】

  • ・衆院3補選、自民全敗 立民が全選挙区で当選確実
  • ・政治とカネの逆風直撃 自民、「保守王国」島根でも敗北
  • ・自民・茂木幹事長「大変厳しい結果」 衆院3補選全敗で
クリックすると補欠選挙のビジュアル解説へ

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。