公明党の石井啓一幹事長

 公明党代表選が18日午後に告示される。石井啓一幹事長(66)の他に立候補を届け出る動きはないとみられ、無投票で代表就任が決まる見通し。28日の党大会で正式に承認される。2009年に代表に就任した山口那津男氏(72)は今期限りでの退任を表明しており、代表交代は15年ぶり。幹事長の後任には西田実仁選対委員長(62)の起用が調整されている。

 石井氏は1993年衆院選で初当選し、10期目。党政調会長や国土交通相などを歴任し、20年に党幹事長に就任した。21年衆院選は比例代表北関東ブロック選出だったが、次期衆院選で埼玉14区への転出が決まっている。【野間口陽】

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